今日は、いい天気だ。

「もうすぐご飯できるから、大人しくしててください」


ぶにーっと彼のほっぺを引っ張った。


「はぁーい」


彼は、残念そうに背を向けた。

「あ、」


振り返る彼。


「え?」


彼が、私の腕を急に引っ張り、キスをした。


「……!」

「仕返し」


にやりと笑う。


……この人には勝てない。



今日は、いい天気だ。

(ごはんを食べたら、どこかへ行こうか)
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

部活後サイダー
キリナ/著

総文字数/450

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
*短編* そんな、部活帰り。 先輩、それは反則です。 *部活後サイダー* -special thanks- 春村コウ様
とても微かな愛の言葉を。
キリナ/著

総文字数/3,461

恋愛(実話)15ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
*短編* 覚悟していた日が迫る 泣かないよ。 送り出すの 最大級の笑顔で “だいすき” を、込めた 『いってらっしゃい』 *とても微かな愛の言葉を。* 曖昧シリーズ 単発は、これが最後です。たぶん。 半歩といえど、 大きな前進。 2012/04/01
君の心臓を、私にちょうだい
キリナ/著

総文字数/697

恋愛(純愛)4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
*短編* 今日で、最後。 ばかだね、 ほんとに、ばか。 きっと、君はもう あの時の約束なんて 覚えていない *君の心臓を、私にちょうだい* ―Special Thanks― 霜月いちごさま 雨音モナさま 2012/02/27

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop