夢なごり~君の声に呼ばれて~
「何してんだ、桜井?」
「白石先生。見てくださいよ、コレ」
「またかよ…。今回も俺が預かっておくか?」
「はい、お願いします」
私はこのことをしらたきと岬にだけは話していた。
他に話さないのは色々と面倒なことになるから。
それに、多分犯人はうちの学校の誰かだろうし、あまり刺激は出来ない。
「でも、預かってもいつの間にかなくなってんだよな」
「それで、私に帰って来るんですよね」
私としらたきは同時に溜息を吐いた。