夢なごり~君の声に呼ばれて~
「嘘だ!俺のことが好きな舞咲がそんなことをする訳がない!」
修平先輩は私をすごい形相で睨んで来た。
私は反射的に腕を拘束する手を緩めてしまった。
そのチャンスを修平先輩は逃さなかった。
私は逆手を取られ、押し倒された。
「う…っ」
雨で地面が濡れているせいで背中が冷たい。
「俺は人を殺すくらい君が好きなんだよ」
目の前にいる修平先輩は狂ったような笑顔を私に向けて来ている。
「こんなに狂うくらい俺が好きなんだから舞咲も俺が好きだよね?」
修平先輩は私に顔を寄せて来た。