夢なごり~君の声に呼ばれて~


「私は…っ、アンタなんか好きじゃないッ!」



私は修平先輩を押し返し、その場から逃げようとした。



「舞咲…?何で、俺から逃げんだよ」



でも、身体に力が入らず、座った状態で後ずさることしか出来ない。



「く、来るな!」



「俺は君を愛してる。君もそうだろ、舞咲」



「私はそんな事思ってない!」



背中が何かに当たり、これ以上下がれない。



「君は俺のものだよ」



「い、嫌ぁっ!」



私は触れて来ようとする修平先輩の手を振り払った。



その時に修平先輩の手を引っ掻いてしまった。







< 169 / 242 >

この作品をシェア

pagetop