夢なごり~君の声に呼ばれて~
「――今、話した事が私のすべてです」
「つまり、さっきの状況がお前の過去の状況と同じだったって事か?」
土方さんの問いに私は頷いた。
雷に雨、男に触れられる――。
それが過去を蘇らせる事になったのだ。
すると、隣にいた総司の手が私の手に触れた。
自然と身体が強張る。
「舞咲、君は僕達が守るから」
総司だけでなく、平助、原田さん、永倉さん、斎藤さんの手も私の手に重ねられた。
じんわりと手が温かくなっていく。