夢なごり~君の声に呼ばれて~


すると、土方さんは私の頭に手を置き、私の目をまっすぐ見て来た。



「だから、俺達を信じろ」



すると、頬に雫が伝った。



溢れて来る涙は哀しいから出たんじゃない。



多分、嬉しさから出たんだと思う。



「はい…、はい…っ!」



私は涙を拭おうとしたけど、頭を撫でていた土方さんに拭われた。



「泣くな。お前は笑っとけ」



まだ会ったばかりの彼らだけど、彼らは信じて良い気がする。



そう思うと、自然に頬が緩んだ。





< 174 / 242 >

この作品をシェア

pagetop