夢なごり~君の声に呼ばれて~


「ほら、行くぞ!」



今度はもう片方の手を永倉さんに掴まれ、引きずられるように歩き出した。



…振り払って良いかな?



はっきり言って、全身鳥肌が立ち、着物の袖から見える腕には鳥の肌のようにブツブツしていて気持ち悪い。



自分の身体だけど。



「ちょっと何処に行くんだよ!?」



「行けば分かる」



原田さんは後ろから土方さんと一緒について来ている。



主旨を知っているなら、教えてよ…。



私は平助と永倉さんに引っ張られるがままに場所を移動した。






< 78 / 242 >

この作品をシェア

pagetop