恋……スル?-小沢 圭治編-
オムライスを取り出したところで固まっていると、専務が袋の中を覗いてくる。
うわぁ!勝手に見るなぁ!
「お前どんだけ食うんだよ」
「ち、違います違います!!
えっと、あの…よかったらお一つどうぞ!」
とりあえず笑ってごまかせ!
と、ニッコリ笑顔を作って専務にもう一つのお弁当を差し出す。
「別に今更しおらしくしようとしなくても…」
「してません!!」
『今更』は余計だっつーの!
恥ずかしいやらなんやらで、きっと今の私の顔は赤くなってるんだろう。
そんな私を見てククッと喉を鳴らして笑った専務は、私の手からお弁当を取り上げた。
うわぁ!勝手に見るなぁ!
「お前どんだけ食うんだよ」
「ち、違います違います!!
えっと、あの…よかったらお一つどうぞ!」
とりあえず笑ってごまかせ!
と、ニッコリ笑顔を作って専務にもう一つのお弁当を差し出す。
「別に今更しおらしくしようとしなくても…」
「してません!!」
『今更』は余計だっつーの!
恥ずかしいやらなんやらで、きっと今の私の顔は赤くなってるんだろう。
そんな私を見てククッと喉を鳴らして笑った専務は、私の手からお弁当を取り上げた。