恋……スル?-小沢 圭治編-
今の男の子が戻っていったカウンター席の隣には、明るい金髪の綺麗な顔立ちをした男の子……

耳には真っ赤な鮮血を彩ったようなピアス。



あれって、あれって…


あの時コンビニでヤンキーに絡まれた私を助けてくれたヤンキー!?


えっ、何?二人って知り合いだったの!?



専務がいることも忘れて、椅子の背もたれの陰に隠れるようにして彼らを盗み見ていると、バンドマンの彼が何やら私を指差して話している。


そして私の方を振り向いたヤンキー君は、ギロリとあの鋭い睨みをきかせた。



そこ睨むとこ!?

私何もしてないじゃないのよ!?


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