刹那恋愛

*雪菜side





施設にきて2日



健斗はいつもバイクでどこかに出掛ける

目があっても挨拶程度しか話さない

あまり気にはならないけど、歳が近いのは健斗しかいないのでやっぱりどこか寂しい






私は小さな子達の面倒を見ながら、少しずつ施設内の探検もしていた


院長がお金持ちだからか、この施設はすごく大きい




使われていない部屋を見付けると、
"やっぱり大きいな"
なんて、感心してしまう




夏休みの間、私はこの環境に慣れるために日々努力したのであった




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