FlowerRose



「おはよー」

「オース!」

学校に着くと、あたしは重大な事に気付いた

「宿題してない…」

「バーカ」

「問題は書いたもん!」

「五十歩百歩だろ」

修人に馬鹿にされながらも、あたしは修人に宿題を写させてもらえるよう、ひたすら手の平を合わせていた

「お願い!!」

「キスさせてくれたらいいよ」

「する!するから!!」

「え!?俺冗談で言ったんだけど!!」

言い争いばっかりだけど、今はそれでも幸せを感じている

< 39 / 118 >

この作品をシェア

pagetop