FlowerRose
カイSide
気付いたら走ってた
転びそうな彼女を支えていた
オレの腕の中にいると知ると、顔が一気に真っ赤になっていた
そんな英子にオレは惹かれた
どうしても手に入れたいと思った
「抱きたい」と思った
何度かギリギリまでしたけど、英子の顔を見るとどうしても気が引けてしまう
英子の悲しむ顔を見たくなかった
そんな風に思ったのは初めてだった
「ああ、これが本物の恋なのか」って思った
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カイSide