恋……スル?-菅野 聡 編-
「あの、武…」
「つーかよぉ、お前オレが昨日野菜くれてやったのに、何で今日はもうコンビニ弁当なんか買ってんだよ!」
先にお礼を言う前に、武藤くんは私の持っているレジ袋の方が気になったようだ。
まぁ言われてみれば、その通りだよね。
「あ…うん。
それで、今お礼言おうと思ってね…」
「礼なんかいいから、ソイツをよこせっ」
「あ」
何を思ったのか、武藤くんは私の持っているラザニアの入ったレジ袋を強引に奪い取った。
「こんな添加物どし込んだもん食いやがって!
家で待ってる奴の身にもなっ……………」
中のラザニアを覗き込みながら、ふと眉間にシワを寄せた武藤くんの声が途切れた。
あれ?
何か変なものでも他に入ってたっけ?
「つーかよぉ、お前オレが昨日野菜くれてやったのに、何で今日はもうコンビニ弁当なんか買ってんだよ!」
先にお礼を言う前に、武藤くんは私の持っているレジ袋の方が気になったようだ。
まぁ言われてみれば、その通りだよね。
「あ…うん。
それで、今お礼言おうと思ってね…」
「礼なんかいいから、ソイツをよこせっ」
「あ」
何を思ったのか、武藤くんは私の持っているラザニアの入ったレジ袋を強引に奪い取った。
「こんな添加物どし込んだもん食いやがって!
家で待ってる奴の身にもなっ……………」
中のラザニアを覗き込みながら、ふと眉間にシワを寄せた武藤くんの声が途切れた。
あれ?
何か変なものでも他に入ってたっけ?