恋……スル?-菅野 聡 編-
「……………………」
「……………………」
レジ袋の中を見た武藤くんが、私の顔とラザニアを交互に見ている。
え?何よ。
ラザニアよりうちの野菜食えって奴?
仕方ないじゃない!
ラザニアなんて自分じゃ作れないんだから(TДT)
「…お前、男にフられたのか?」
「えぇぇっ!?」
ドキドキッとするような事を言われて、ついつい大声になる。
すぐに両手で口を塞いだけれど、でも明らかに動揺を見せちゃったのは彼にバレバレだ。
…そうだ。
以前は2つお弁当を買ってたのに、今日は1つしか買わなかったんだよね。
普通に考えたら、同居してる男にフられたと思われても無理はないかぁ。
「あー…いや、それは…」
いつも1人でコンビニ弁当食べてるかわいそうな女と思われたくなくて2つ買ってたのに。
これじゃあ、フられて1つしか買わなくて済むようになったかわいそうな女と思われてるじゃんよぉーっ!
「……………………」
レジ袋の中を見た武藤くんが、私の顔とラザニアを交互に見ている。
え?何よ。
ラザニアよりうちの野菜食えって奴?
仕方ないじゃない!
ラザニアなんて自分じゃ作れないんだから(TДT)
「…お前、男にフられたのか?」
「えぇぇっ!?」
ドキドキッとするような事を言われて、ついつい大声になる。
すぐに両手で口を塞いだけれど、でも明らかに動揺を見せちゃったのは彼にバレバレだ。
…そうだ。
以前は2つお弁当を買ってたのに、今日は1つしか買わなかったんだよね。
普通に考えたら、同居してる男にフられたと思われても無理はないかぁ。
「あー…いや、それは…」
いつも1人でコンビニ弁当食べてるかわいそうな女と思われたくなくて2つ買ってたのに。
これじゃあ、フられて1つしか買わなくて済むようになったかわいそうな女と思われてるじゃんよぉーっ!