淫らな眠りへの誘い
中学二年の夏休みの事だった・…
おばちゃんが入院していた私は家に一人でいた。

私は庭で育てていたキュウリやトマトをサラダにしようと取りに庭に出ていった…

ノーブラのタンクトップと短パン・・
家ではそんな格好…
どこかに行くなら着替えたけど家の庭・・
何も考えなかった。

収穫をしたものを胸に抱え台所に持って行った。
誰かに突き飛ばされて馬乗りになられた…
口を手で塞がれて声が出せない…
男の熱く興奮した吐息・・初めて聞いた。
恐くて恐くて・・
服の上から胸を鷲掴みにされて逃げようと足をばたつかせた…
胸を揉む男の手が気持ち悪くて手を外そうと手を引っ掻いた。
怒った男に顔を殴られた。

必死に体を動かして掴んだテーブルクロスを引いた…
テーブルのものが落ちて大きな音をたてた
やっと自由になった口で叫んだ

「助けて大ちゃん…助けて」

玄関から誰かが入ってきて男を私から離してくれた…
怒鳴る声と殴る音…
男は逃げるように出ていった…
私は怖くて自分を抱き締めて泣いていた…
その人は抱き締めてくれた

大ちゃんだった…

私が泣き止むまで抱いてくれた…
震える体が温かくなっていくような気がした。

 
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