淫らな眠りへの誘い
学校に着いて教室に入った・・少し遅れて大ちゃんも田中君と一緒に
朝練を終えて教室へ戻ってきた。
なんだか気まずくておはようと口パクで言って目をそらせてしまった。

あっ今日も女の子が大ちゃんに声をかけに来た・・
今日はあの子と?昨日約束したのに・・
教室を出ていく大ちゃん・・やっぱり女の子を切れないのかな?
涙が出そう・・
廊下から大きな声が
「どうして?もう付き合わないって・・」
女の子の声・・大ちゃんの声は聞こえない
「いいじゃない・・秘密で付き合えば・・どうせ遊びなんでしょ」
大ちゃんは女の子を残して教室へ入ってきた
そして私のほうへ歩いてくる
「美桜・・おはよう・・俺・・こいつとやっと付き合えるようになったから
他の女はいらないんだ・・ごめん・・もう俺に構わないでくれ」
女の子のほうへ向いて言った。

「何よ・・すぐに飽きるに決まってる・・
セイト君だっているじゃんその子には・・」
女の子はなおも納得しない・・

「僕は美桜の保護者のようなもの・・かってに彼にしないでくれる?
君も彼女でもなかったんだからあきらめなよ・・大きな声でみっともないよ
ついでに君みたいな大地のお友達たちにもあきらめるように言っといてくれる」

よろしくねとウインクまでして・・

女の子は顔を赤くしてわかったわよと小さな声で言って走って行った。

大ちゃんは涙目の私に
「ごめんよ・・心配かけて・・でももちろんすべて切るから・・」




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