イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
「それは、生徒会のことで話すことがあるからね。

生徒会の面倒な仕事も、すごく頑張ってくれるし、いつも俺のサポートをしてくれるんだ」



「あたしより、涼風先輩と一緒にいる時間の方が長くないですか? あたし、不安です……」



これといって、なんの取り柄もないあたし。



そんなあたしと白丸先輩が付き合ってること自体が、不思議。



その理由を直接聞くほどの勇気は、あたしにはない。








優しい白丸先輩のことだから、「拗ねてるんだな……」とかって、なぐさめてくれるのかな。



あたしも頭に血が上って、涼風さんとのことをしつこく聞きすぎたかもしれない。



少し反省しながらも、白丸先輩の顔をジッと見つめていたら、白丸先輩はあたしからフッと目を逸らした。




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