イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
店員さんが部屋を出ていって、曲が流れ始めても、藤くんは歌おうとしない。



「あれっ……歌わないの?」



「俺、あんまカラオケ好きじゃない」



「……へっ!? じゃあなんでカラオケ!?」



あたしが驚いてると、藤くんが少しお尻の位置をズラして、あたしとの距離を詰めてきた。



――ドッキーン!








「今朝も言ったろ? ココぐらいしか、密室って思いつかねーし」




みっ……みっ、密室!?



藤くんの言い方に、あたしの胸はドッキドキ!



< 430 / 448 >

この作品をシェア

pagetop