イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
「あ~、この曲歌いたかったんだ~。誰かマイク取って!」



「俺が歌いてー!」



「ちょっと、そっちもっと詰めろよ」



ちょっと、ちょっと、ちょっと!?



部屋に入ってきたのは、凛やタクトくん、それにあたしの知らない制服を着た男の子たちだった。









「お前ら……」



藤くんはウンザリした表情で、入ってきた人たちを見ている。



「なになに、この子? 藤のカノジョって。かわいーじゃん! え、どうやって藤のこと落とした?」



背が高くて茶髪の男の子が、あたしの前に立ってそんなことを聞いてくる。



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