イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
「ヤダよ~。出たよ、藤の俺様発言。なんなんだろーね、コイツは……」



タクトくんは苦笑しながら、あたしに憐みの目を向けてくる。



周りの男の子たちも、藤くんの性格をわかってるみたいで、



「実は、お前の方がホれてんじゃねーの?」なんて言って、からかっていた。









しばらくみんなと一緒にカラオケを楽しんでたけど、



藤くんが席を立った隙に、あたしも部屋を出た。



だって、全然ふたりっきりになれてないし……。



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