アフターストーリー~春河家のドタバタな日常~
まず、冷蔵庫を開け、きゅうりと梅干を取り出した。梅干の種を取り出すと梅肉をフォークでつぶす。そこに少し眺めの銀杏切りにしたきゅうりを入れ混ぜ合わせると、ラップをかけて冷蔵庫へる。
次に取り出したのは卵とちくわ。卵に砂糖としょうゆを入れて混ぜ、フライパンで卵焼きに。お皿に切った卵焼きを置くと、冷蔵庫からさっきのきゅうりを取り出し水気を切ると、輪切りにしたちくわの穴にきゅうりを入れていく。それを小鉢に入れるとおつまみの完成。お盆に載せてリビングに運ぶ。


「おまたせ~!!」
「「「「「ぅうおぉ~!!」」」」」


晩酌再開。
椿も緑涼達に混じりながら、一緒に晩酌を楽しむ。


「飲め飲め!」


椿は、少しほろ酔い気味の緑涼にグラスをもらうと、なみなみに日本酒を注ぎ込まれた。
椿は酒に口をつけるのだが・・・



バタッ・・・



「お~い!椿!大丈夫か?」
「相変わらず酒弱ぇ~な~」

禮漸と風燕が体をゆするがテーブルに顔を鎮めたまま。火燐も心配そうに顔を覗き込むと・・・

「完全に寝ちゃってるべ。椿ちゃん・・・」

火燐は少しほっとしたような顔で椿の顔を見つめる。

「部屋に運んでくるべ(笑)」

緑涼はそういうと、椿を抱え上げて2階へと上がっていった。

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