【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 さっきまで見えていた





 海斗と女の人はいなくなってた。







「カラオケ、行こ」







 私は気分を変えるために





 理紗を誘った。






「うん」







 言ってから、理紗は歩き出して





 すぐに止まった。





「どうしたの」





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