抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
「バカ、何でこんな・・」

「修也さんに、重い罪を、

背負ってほしくなかったから」

・・・

華絵は修也を、

優しく抱きしめた。

・・・

「楓、大丈夫か?」

「・・・うん」

・・・

ゆっくり起き上がった拓哉は、

私をひしと抱きしめた。

・・・

そして、

斎藤に目をやった拓哉は、

「さっきの銃声・・・」

・・・

すると、

額の汗を拭い、

斎藤は苦笑いをした。

・・・

「空砲ですよ。

これはオモチャですからね?」

・・・

斎藤の言葉に、

私も拓哉も、

驚きを隠せない・・・
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