抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
・・・

コーヒーを持っていくと、

斎藤は、

熱々のコーヒーを、

一気に飲み干し・・・

・・・

ちょっと火傷したんじゃないかと

心配してしまう。

でも、

斎藤は、何食わぬ顔で出ていった。

・・・

絶対火傷したでしょ?

・・・

私は斎藤の事が気になり、

出ていったドアを見つめていた。

・・・

「斎藤を、見つめすぎだ」

・・・

そう言った拓哉が、

私を後ろから抱きしめる。

・・・

私は思い出したように、

拓哉の質問を投げかけた。

「さっきの話しですけど」
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