抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
・・・

冷静な態度を

とっているように見えるけど、

・・・

明らかに、

目が泳いでいる・・・

・・・

私は疑いの目を向けて、

拓哉を見つめる。

・・・

「また、私にはヒミツですか?」

その言葉に、

拓哉は苦笑いをした。

・・・

「会長が、

無理難題をって来たんだ・・・

オレが何とかするから、

楓は何も心配しなくていい。

いつも通り仕事をして、

家に帰れば、

私の婚約者として、

オレに優しくしてくれれば」

そう言った拓哉は、

まだ何かを隠してる気がしたけど、

キスをされ、

問いただすことが出来なかった。
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