抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
少し拓哉から体を離した。

・・・


私は黙って、

拓哉の答えを待った。


・・・



「楓に、

そんな事が出来るか?

オレの事、

一秒だって忘れられないくせに」


・・・


その言葉に、

ドキッとした。


・・・


そうよ、

私は、一秒だって、

拓哉を忘れられないくらい、

大好き・・・


・・・

「心配するな。

そう言ったはずだ。

お母さんも、司も、

オレが何とかするから」
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