抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
「え?!」


「母さんの事は、

オレはよく知ってるし、

大森建設と言えば、

進藤建設より、下っ端の会社。

どうにでもなるさ」


そう言って微笑んだ馮河。


「いいんですか?

お任せしても?」


会ったばかりの人に・・・

しかも楓のお兄さんなわけで・・・

・・・

馮河は、

オレの肩ポンと叩いた。

「いっただろ?

オレは楓の味方だって。

拓哉が義理とはいえ、弟になるんだ。

そうなるんなら、

お前の味方もちゃんとしないとな?」


「ありがとうございます」

「なんかあったら、

会社の方に、連絡するよ」

「わかりました」
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