抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
・・・

「さ、邪魔者はいなくなったし。

美味しい料理を食べましょう。

ぁ、そこの神田さん?」

馮河が、神田を呼んだ。

・・・

「何でしょうか?」

「一緒にお祝いしてくださいよ。

拓哉と楓の結婚と、

オレの社長就任に」


「…はい、喜んで」

神田は笑顔で頷いた。

・・・

馮河のおかげで、

すべてが丸く収まった。

・・・

『救世主』は、

確かに馮河だった。

・・・

皆で談笑しながら、

食事を楽しむ。

・・・

私は、拓哉と馮河の間で、

美味しくいただいていた。
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