抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
斎藤はにこっと笑って、

凄い言葉を発した。

・・・

「オレの家に、監禁してます」

「は・・え?!」

私の驚き様に、

斎藤はクスクスと笑った。

・・・

「笑い事じゃありません!!」

「いや、冗談に決まってるじゃないですか?

まぁ、オレの家に住まわせてるのは事実

なんですけどね・・・」

・・・

どういうこと?

私は黙って斎藤の言葉を待った。

・・・

「社長が無理難題を押し付けるから・・

1か月で彼女をモノにしろとか言うから、

圭子さんを半ば強引に言いくるめて、

うちにいさせて、

調教中です」

そう言って笑った斎藤は、

ちっとも苦じゃないみたいで、

反対に、楽しそうと言うか、

幸せそう・・・
< 380 / 480 >

この作品をシェア

pagetop