抱きしめたその後は・・・【おまけ完】

拓哉side

・・・

仕事を終わらせ、

社長室に帰る。

・・・

今日は珍しく、

定時に仕事が終わりそうだ。

楓と食事にでも行こう。

・・・

そんなことを思いながら、

秘書室のドアを開けた。

・・・

「・・・」

目の前の光景に、

目を見開いた。

・・・

オレの大事な取引先の息子、

三条院修也。

・・・

なぜお前が、

楓を抱きしめているんだ?

・・・

オレの顔を見た修也は、

勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

・・・

やっと我に返ったオレは、

足早に二人に近づいた。
< 96 / 480 >

この作品をシェア

pagetop