魔物☆に恋して
って、

「いや、おかしいでしょう。

何でいきなり?

それに、あたし、武器、何にも持ってないんですけど」

抗議しても、聞いてるわけない。

迷いもなく、剣を突き出してくる。

あたしは必死でかわした。

剣は、後ろでのんきに水を吐いていた噴水に当たる。

キン。

ものすごい音を、立てる。

王子の表情がちょっと歪む。

見ると、剣先を、カエルの噴水が食らっている。

・・・口の部分にたまたま突き刺さったらしい。

あたしは、身を翻して、走った。
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