イズミの主義



「成瀬ー」



後ろを振り返ると小森がこっちへ走ってくる





「ど、どうしたの」




すると小森は少し息を切らしながら





「一緒に帰ろうぜ」



そうニコッと笑った





「う、うん」




だから、イケメンには弱いんだって!






「なぁ、ちょっと赤本見に行かない?」




もう9月も中盤…




もうこんな時期か…



わたしたちは駅前の本屋さんへ入っていった



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