恋はいっぽから!
驚いたのは、紺野先生だけじゃなく……。
「三船?!」
跳ねるようにして飛び起きた…ニシハルも。
予想していなかったのか、紺野先生は横目でじろりと私を睨む。
なのに彼女は、ニシハルから離れようとしない。
以前のように、「演技だった」なんて言い逃れはできない状況で…
彼は今。
何を口にするのだろう。
こうなれば……、
あの時二人が抱き合っていたことさえも……
まるで全部嘘だったんじゃないかって、思わざるを得ない。
だって、先生……、嘘が得意なんでしょう?