恋はいっぽから!
「……で?お前はここに何しに来た?」
魔女の気配が消えた頃。
気まずい空気の中を…ニシハルが先に口火を切った。
「……先生が保健室にいると聞いたので…」
「HRサボってまで?」
「………。」
先生…、怒ってる?
「大体、さっきのメールも意味わかんないんだけど。しかもそれで携帯没収されたんだろ?」
「……はい。」
「………。何してんだよ。」
大きく息を吐いて……
髪をかきあげるその仕草は、
苛立っている証拠。
「……ですが…」
私は先生に近づこうと、一歩踏み出した瞬間に…。
「……来るな。」
冷たく言い放たれたひと言。
「お前、受験生だっていう自覚あんの?無茶苦茶して先生たちに迷惑かけて……。」
「………!」
「気軽に…会いに来るんじゃねーよ。」
「………………。」
何それ……。
何であなたまでお局先生みたいなことを言うの?
何で紺野先生とはあんなにベッタリ近づいて……
私は駄目なの?
心配することさえも……
迷惑だと………?