恋はいっぽから!









途端に、


職員室には歓声が沸き起こり……





「すっげ~な、三船っ!」


寺澤先生が頭をぐりぐりと撫で回し、



「やったわね!」


新見先生の豊満な胸へと抱かれ、



「頑張ったじゃない!」


紺野先生から背中に肘テツをくらい、



「やればできると信じてました。」


小松先生の『エア眼鏡上げ』に笑いを堪え、




沢山の先生方からの祝福を受けながら……。




最後に……、誰かにポンっと背中を押されて。



ニシハルの前へと…飛び出した。








果して何を言われるのか…、


しばらくもじもじしていると。










「…御利益…、あったな。」




彼はポツリと呟いて、それから………



両手をいっぱいに広げた。








背後にいる先生方の…ニヤニヤとした笑い顔が容易に想像できたけれど…、




こ、これは……




ご褒美のハグと捉えてよろしいのかしら?


先生と生徒が喜びを分かち合う為のスキンシップとして…



遠慮なくその胸へと飛び込んで……




いいのですか………?








遠慮など………


できませんよ?(ニヤリ)










私は大きく助走をつけて………。




ドフッ☆



彼の胸に…、山下真司さんばりのタックルを決め込む。
(注:ドラマ、スクールウォ〇ズより)



「うっ。」っと小さくニシハルの呻き声が上がるけど。


そんなことは…お構いなし。




そのまま背中に腕を回して、ぎゅっと抱き着く。



「One For All,All For One……!!」

(注:スクールウォ〇ズの名台詞です)





「…良かったな…。」




ニシハルは、お返しと言わんばかりに……



ぎゅうっと、


ぎゅううっと………





私を抱き返す。








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