【完】☆ツンデレ王子とあたし☆

★あの子の企み…★

5限の後の休み時間…


「優さん♪ちょっといい?」


あたしは、美鈴ちゃんに呼ばれた…。


二人で人気のない階段まで来た。
そこで美鈴ちゃんは、口を開いた。


「優さん?正直に言って…?あなたは大河くんとどういう関係なの?」


美鈴ちゃんがいつもとは違う顔つきで
あたしに聞いた。

え…………。何、この雰囲気……。


「どうなの?優さん。」


「た、ただの幼なじみだよ?」


すると、美鈴ちゃんに笑顔が戻った。

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