私の恋の相手は幽霊くん。


そんな朝のやりとりから始まり、
今私たちは買い物に来ている。


悠先輩に、何かをあげたいから。


これからも、会えるのはわかるけど、
なにか形に残るものをあげたかった。


お揃いのもの、なーんて。


私はるんるん。


隣の彼氏は若干不機嫌。


温度差の激しいカップルだ。


手もつないでてくれてないし。


さっきから、


「篤真?」


「…なに」


「どうしたの?」


「別に」


という、会話と


「これ、どうかな?」


「いいんじゃん?」


「…もう」


という会話の繰り返し。


なんだか、流されてしまってる。


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