誰も信じない
私は元々あまりお金を使わない。だから貯金は結構あった方だと思う。

私はそのお金を使い、年齢を偽って部屋を借りた。保証人は叔父夫婦の名前を借りたが、叔父夫婦の了解はもらわなかった。友達に頼んで名前を書いてもらってた。

そうして私は借りた部屋に少しずつ荷物を運んだ。

家を出て行くまでは、自分の部屋は鍵をかけた。自分を守るために。





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