誰も信じない
「俺は橘さんを泣かせませんから。俺が橘さんを守ります。天野さんじゃなく、俺が一番橘さんを理解してるんですから。」


「宣戦布告って奴か。」


私はどうしたらいいのか、全くわからなかった。



この場にいていいのかも、

どんな顔をすればいいのかも、

二人の言葉を聞くのも、



何もかもわからなかった。



そして、





怖かった。







< 366 / 507 >

この作品をシェア

pagetop