誰も信じない
「会いたかった!」


私はそう言いながら、あなたの胸に飛び込んだ。



懐かしいこの温もり。

この香り。

あなたは私の頭を撫でながら、抱きしめてくれたね。



すごく嬉しかったよ。

頭を撫でられると、すっごく落ち着くんだ。


「美穂、会いたかったよ。」


あなたの胸から声が響いてくる。

何て心地いいの?








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