俺は黒船☆お前の鎖国を解いてやる?!
雨ばかり続く梅雨のこの時期・・・・・。


降り続く雨はなおさら俺を憂鬱にする。


「よ、イケメン流星、朝からどうしたぁ??元気なくない??」


「優太ぁ~。お前は朝からテンション高すぎ!!」


「何?香織ちゃんのことでヘコんでんのか?」


「うっせぇ、違うっつうの・・・・・」


優太だけは知っている。


俺の気持ち。


東条香織が気になっていること。


でもこの気持ちが【好き】という想いなのか、


俺にはまだ分からないんだ。


「そりゃあ、それは惚れてんだよ。お前が香織ちゃんに!」


優太は口を開けばそう言うけどな・・・・・。
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