T.M.City
そんなルリをニイナは睨むように見上げた

 「何とか言ったらどーなのよ?」

何処か寂しそうな表情だ

 「えっ?……あぁっ、えーっとぉ……」

どのような言葉を返したらいいのか判らない

しかし、ニイナの視線が言葉を催促している気がして、物凄くプレッシャーを感じる

だんだん混乱してきて、頭の中が真っ白になった

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