未来GIRL
白いクロスのかかった丸テーブルを挟んでオレたちは座っている。


ミチルは顔を近づけ、小さな声で話し始めた。


「ワタシは未来のある組織から派遣されてこの時代へ来たの」


「未来?」


「うん。証拠を見せようか?」


「証拠か・・・うん。そうだな」


証拠なんてなくたって、ミチルの発言を受け入れるのは容易だった。


猫が喋り、人間に姿を変える場面に居合わせているのだから、オカルトに対して麻痺するのは仕方のないことだと思う。


でも一応、証拠というものを見せてもらうことにする。
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