未来GIRL
翌朝、一秒でも早く八王子に行きたいと主張するミチルを説得し、御茶ノ水の病院へ寄ることにした。


ユイを見舞うためだ。


駅を降りて橋を渡り、神田川を左に見ながら道沿いを歩く。


「ミチルは一階の喫茶室で待っててくれ。オレ、ユイの顔だけ見たらすぐ行くから」


「いやよ。ワタシも病室に行きたい」


「勘弁してくれ。ユイが誤解するかもしれねえだろ」


「そうね。昨晩は一つ屋根の下で過ごしました、って言ったら確実にそう思うだろうね」


「あのなぁ」
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