最恐少女 ~伝説の修羅再び~



歩く足を更に速めようとした、そのとき


「おい」



自分を呼び止める声と共に


「!!」


パシッ



ヘルメットを手渡された



「オレが送る。乗れ」




先ほど、唯一あたしをバカにしなかった男だった



黒髪に鋭い切れ長のキレイな瞳…





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