最恐少女 ~伝説の修羅再び~



彼女は、一体何者なの…?








私は下から、ただカンナを見つめることしかできなかった













「私の勝ちね…」







大して喜ぶこともなく、首にかけられていたカンナの手がスルリと離れていく











修羅に勝ったというのに、



カンナは嬉しさの一つも見せずに言い放ち、そして立ち上がった









一方の私は、







負けたことに未だに実感を持てずにいるのに…
















< 271 / 556 >

この作品をシェア

pagetop