my home
華那side
『なぁ、華那』
『ん?』
興奮したりすると夢亜の病状が悪化したりするらしいので
とりあえず廊下で叶亜から話をきいた
みんなが黙り込んでシンっとした廊下で月光が話しかけてきた
いま、この場に叶亜と夢亜はいない
『お前知ってたのか??』
真っ直ぐな目で聞いてきた月光
凄く真剣で、悲しげな
そんな目でみられたら嘘もつけねえよ
『......知らなかったよ』
『そっか、』
月光の瞳が"後悔"で染まっているような気がする
何もしてやれなかった自分を恨んで
何で気づかなかったんだっていう自分を責め続ける
俺と同じだ
ガラガラ...
力のないような扉をひらく音が響く
叶亜だ
『夢亜寝ちゃった』
力なく夢亜が笑う
ここにいる俺達全員が
同じような表情をしていて
叶亜に声をかけることさえもしてやれなかった