わたしががんばっても。





「麻琴ー!今日は、行きたい店寄るんだろ?行こーぜ?」




「あっ 稜!!待ってっ じゃあまた明日ね、恋ちゃん。」







中村の浮気で傷ついた麻琴。




そんな麻琴を見てられなくて、見たくなかった。




そこまでして、あの男になんの魅力があるのか。




……まぁ、魅力が分かったら中村のこと好きになってんだろうけど。





「ないない。そんなこと。」


中村を好きになるなんて。


< 90 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop