人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・
目が覚めると、誰かの顔がドアップで見えた。
万里紗だ・・・。
「愛美!よかった目覚まして・・・」
万里紗はとてもホッとしているみたい。
「ここって・・・保健室?」
「そう。愛美、友達に連れられて南階段で話してたら急に倒れたの。
覚えてない?」
「・・・覚えてる。思考回路が働かなくなって、ふわぁって頭のなか真っ白になった」
「そっか・・・。何を話してたの?」
「・・・・・・亮祐が「愛美大丈夫!!??」
私の言葉に被さるように保健室のドアがあいて、晃と歩、亮祐の声が聞こえた。
私が寝ているベッドまでくると、三人で繭を下げ心配そうな顔をしている。
「ぷっ!・・・そんなに心配しなくても大丈夫だよ」