人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・



「で、どうしたの??」



友達の慌てっぷりに驚きながらも聞く。


「そのね・・・。私の友達が見たって言うの。
うちの学校の近くの駅から、五個くらい離れたところにある女子高知ってるでしょ?」


「うん。有名じゃん。お嬢様高だって」



「その高校の制服を着た女の子と亮祐君が一緒に歩いてたのを見たって友達が言うの!!」



「・・・・・・えっ?」



「しかもね!仲良さそうに手繋いで!!恋人繋ぎだよ!!」




もう私の頭は思考を停止させていた。


これが頭のなかが真っ白だっていうんだ。


友達の声もまったく入ってこなかった。



最後に聞こえた声は・・・


「愛美!!!大丈夫!?」


そこで私の意識はなくなった。





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